Windowsの使い方

Windowsノートパソコンのスリープ後の復帰で、速度が異常に遅い対処法

投稿日:2018年7月21日 更新日:

家や事務所でWindowsのノートパソコンをACアダプタにつないで使い、フタを閉じてスリープにして外出先に持ち出した時に、フタを開いて使おうとした時に異常に速度が遅くて困ったことはありませんか?

ネットで色々調べてみるとレジストリをいじったり、パソコンのファームウェアをアップデートしたり、UEFI(BIOS)の設定を変更してみるといった対応方法がありますが、誰でもできるもっとカンタンな解決方法を紹介します。

結論から言うと、「Windowsの電源オプションで、スリープを使わず、休止状態を使う」ということなります。

レジストリやファームウェアやUEFIの方法をやってもうまく行かなくて疲れた人、事情があってパソコンを修理に出す時間がない人は、ぜひこのページの方法をやってみてください。

2018/8/7追記

「3. CPU速度変更アプリ「ThrottleStop」を使う」を追加。

 

目次

 

1. パソコンの速度を確認

ではまず、本当に速度が遅いかどうかを、Windowsの標準機能の「タスクマネージャー」で確認してみましょう。

▶ 「タスクマネージャー」を起動します。

起動方法は、Windowsパソコンの画面一番下の「タスクバー」でマウスを右クリックして表示されるメニューから、「タスクマネージャー」を選択します。

 

▶ 以下のような画面の「タスクマネージャー」が表示されたら、画面の左下の「詳細」をクリックします。

 

▶ 以下のような詳細な画面が表示されたら、上の方のタブの「パフォーマンス」をクリックします。

 

▶ 画面が切り替わってグラフや数字が表示されていますが、下の図の矢印で指している「速度」に注目します。

この「速度」がひんぱんに上がったり下がったりしていれば、正常です。

しかし、これが例えば「0.40GHz」から全く上下しなければ、対策が必要です。

引き続き、この次の章で対策の説明をします。

 

2. パソコンの「電源オプション」を変更

前章で説明した方法で、CPUの速度が上下しない場合の対処法です。

▶ Windowsの「コントロールパネル」を開きます。

Windows 10の場合は、「スタート」メニューの「Windowsシステムツール」の中にあります。

 

▶ 「コントロールパネル」が起動したら、右上の「表示方法」を「大きいアイコン」または「小さいアイコン」に変更します。

 

▶ アイコンの表示方法が変わったら、スクロールした画面の下の方にある「電源オプション」をクリックします。

 

▶ 画面が切り替わって「電源オプション」が表示されたら、画面の左上にある「カバーを閉じたときの動作の選択」をクリックします。

 

▶ 画面が切り替わって「電源ボタンの定義とパスワード保護の有効化」が表示されたら、まずは以下の図で矢印で指している「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックします。

 

▶ 最初グレーアウトして変更できなかった部分も変更できるようになりました。

では、各項目を次のように変更してください。

変更完了後には、画面右下の「変更の保存」のボタンをクリックして、画面を閉じてください。

  • 電源ボタンを押したときの動作:「バッテリ駆動」「電源に接続」ともに「休止状態」に変更
  • カバーを閉じたときの動作:同上
  • シャットダウン設定:「スリープ」のチェクを外す。「休止状態」のチェックを付ける。

 

3. CPU速度変更アプリ「ThrottleStop」を使う

ここで紹介するアプリ「ThrottleStop」は、本来は自作PCマニアがCPUのクロックアップで使ってきたアプリです。

このアプリを使うと、固定化したCPUの速度を本来の変動する状態に変更することができます。

ただし、このアプリは使い方によってはパソコンを壊してしまうことがあるので、このページで説明する部分以外はいじりまわさないでください。

▶ 次のURLをクリックして「ThrottleStop」を配布しているページを開きます。

 

▶ 表示されたページの①「DOWNLOAD」ボタンをクリックして、画面の支持に従ってダウンロードします。

 

▶ ダウンロードしたZIPファイルを展開して、展開されたフォルダを適当な場所に移動させます。

 

▶ 展開されたフォルダ内の①「ThrottleStop.exe」ファイルをダブルクリックして起動します。

一番最初の起動時には多少時間がかかって警告が出ますが、OKを押して進めます。

 

▶ 以下の画面のように起動したら、①左下の「BD PROCHOT」のチェックを外し、②左下の「Save」ボタンをクリックして設定を保存して、③右上の「✕」ボタンをクリックして閉じます。

 

▶ 以上の方法でCPU速度が改善されます。「タスクマネージャ」でCPU速度が上下して変動するようになります。

なお、この「ThrottleStop」を使った方法は、海外の次のサイトから情報を得ました。

(一部引用)

I found that this problem is very common among Lenovo laptops, and the only way to solve it is to download a program called ThrottleStop and turn off the ‘BD PROCHOT’ setting. This had an immediate effect: my laptop is now below 30% (this is the point that it previously throttled) and running at the full 1.98Ghz. Let’s hope that my issue is now resolved.

 

▶ このページの説明は以上です。

 

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