最近、お客さんや知り合いに聞かれるのは、「iPadとかのタブレットってどうなの?」という質問です。
値段がパソコンと比べても安いし、将来的にはノートパソコンのかなりの部分をタブレットが置き換えると思うので、「迷ってて興味あるぐらいなら、先行投資として買ってみたらどうですか?」と答えるようにしています。
そうとはいえ、タブレットで何が出来るかが今ひとつわかりにくい方もいると思いますので、パソコンとタブレットを比較した話をします。
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パソコンの得意なこと・苦手なこと
得意なこと
- エクセルで計算式を入れたり数字・文字を入れる
- 2画面を開いて作業を行う
- テレビを録画する
- 撮影したビデオを編集したり、DVDに焼く
- CDの音楽を取り込む
- DVDやブルーレイを見る
- 年賀状を作って印刷する
苦手なこと
- スイッチを入れて使えるまで1分〜数分かかる
- バッテリーがあったとしても2〜3時間ぐらいしか持たない
- 外に持ち歩くには重い
- タブレットより値段が高い(5万〜15万)
タブレットの得意なこと・苦手なこと
得意なこと
- スイッチを入れて1秒で使える
- バッテリが1日以上持つ
- パソコンより値段が安い(2万〜7万ぐらい)
- 毎日、外に持ち出せるぐらい軽い
- 無料のゲームが沢山あるので、ちょっとした時間つぶしには便利
- カメラが付いているのでデジカメ代わりになる
- アマゾンのキンドルなど電子書籍が使える
苦手なこと
- 2〜3行以上の長文の入力
- ビデオなど動画の編集
- パソコンのように2画面同時に開く使い方
- ホームページによってはパソコンで見るのが前提になっているので、タブレットだと見づらい場合がある
- タブレットから印刷するには、タブレットとアプリとプリンターの全てが対応している必要があるが、基本的には印刷には向いていない
- 無線LAN(WiFi)を使うことが前提なので、使用場所によっては無線LAN環境を確保できないことがある
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パソコンとタブレットの使い分けの方針
ここまで見てきて、パソコンとタブレットのそれぞれの得意なこと・苦手なことから、どういった使い方に向いているかを整理していきます。
まず、パソコンでないとできないこと・やったほうがラクなのは、エクセルやワードや年賀状など、じっくりと腰を据えて作る文書作成です。
あとは、動画の編集など処理が重いものや、タブレットでは物理的に不可能なDVDやCDの読み込みやデータを焼く作業です。
それから、タブレットでは印刷まわりもまだまだ未整備で不自由な場合が多いです。
よって逆に言えば、上記に挙げたようなこと以外はタブレットでもできる、ということになります。
それに加えて、タブレットの最大のメリット「すぐに電源が入る・バッテリが長持ち・持ち運びが軽くてらくちん」を活かした使い方が良い、ということになります。
パソコンでやったほうがいい使い方
- 年賀状作成
- エクセルで家計簿・ワードで町内会の書類作成
- ビデオ編集
- DVD/CD作成
- レンタルCDの取り込み・iPodやiPhoneへ転送
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タブレットでやったほうがいい使い方
- 外に持ち歩いてスケジュール帳や手書きメモ帳代わりに使う
- アマゾンなどから電子書籍を購入してどこでも読書
- テレビを見ている時など、ちょっと気になったことをササッと調べる
パソコン・タブレットどちらでもいい使い方
- メール
- スカイプなどテレビ電話
このページの記事は以上です。