パソコンとルーターやモデムをつなぐインターネットの線、LANケーブルが足りない時の解決法を説明します。
この場合、目の前の問題だけでなく、将来的なパソコンやスマホやタブレットの追加も考えに入れて解決法を決めるのが良いです。
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解決法1;延長コネクターを使って別のケーブルをつなぐ
足らない距離が1〜3mまでの場合
ダイソー/セリア/キャン・ドゥなどの100均で、「LAN中継コネクター」と「LANケーブル」を買ってきてケーブルを延長してやります。
LANケーブルは1m・2m・3mと各種置いているはずです。
足らない距離が3mを超える場合
この場合はLANケーブルの距離が長いのでネットワークの信号のロスが少なくなるように、信頼性の高いきちんとしたメーカーの「LAN中継コネクター」と「LANケーブル」で延長してください。
前項で説明した、100均の「LAN中継コネクター」と「LANケーブル」でも延長できますが、延長する距離によってはLANが切れたりする場合があるのでオススメ出来ません。
解決法2;LANハブを導入してそこから別のLANケーブルをつないで延長する
ハブといってもUSBのハブとは全くの別物で、LANハブとは1つのLANケーブルを複数のLANケーブルに分岐させるためのネットワーク機器です。
分岐の数が4つから8つ、値段が2,000円ぐらいから5,000円ぐらいが最も売れ筋です。
LANハブを買うときは分岐の数以外に、「ギガビットイーサ対応」と書かれた速度が早いものを選んでください。
また、LANハブだけでなく、延長用のLANケーブルも買うことを忘れないでください。
以下の商品は「5ポート」と書いていますが、入り口に1ポート使うので、1つのLANケーブルを4つのLANケーブルに分岐できます。
以下の商品は「8ポート」と書いていますが、入り口に1ポート使うので、1つのLANケーブルを7つのLANケーブルに分岐できます。
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解決法3;無線LANルータを使って無線LAN(WiFi)を導入する
部屋の中や廊下にLANケーブルを這わせるのに見た目に抵抗がある方は、無線LANルーターの導入を検討してください。
無線LANルーターは、以前はメーカーによって当たり外れがあったのですが、最近は有名メーカーを選んでおけば大丈夫です。
具体的には、NEC・バッファロー・IOデータがオススメです。
さらには、夜にインターネットが遅くなって困っていて、契約しているインターネットのプロバイダーが「IPv6(IPoE)」に対応している場合は、「IPv6(IPoE)」対応のルーターがオススメです。
「IPv6(IPoE)」とは、インターネットのプロバイダーに接続する方式の名前です。
特徴は、通常の接続方式の「IPv4」と比べて、夜でも速度が遅くならないことです。
インターネットのプロバイダーによっては、「IPv6(IPoE)」に対応していなかったり、オプション料金として数百円かかる場合もありますが、その価値は十分あります。
「IPv6(IPoE)」に対応のオススメのルーターは、以下のリンク先の記事で紹介しています。
それぞれの解決法について
解決法の1はLANケーブルをつなぐだけなので、最もシンプルな解決法で費用も最も安く上がります。
しかし、解決法2や3にすればパソコンの台数を増やせたり、解決法3ではスマホやタブレットでWiFiを使えるメリットがあります。
そこで、将来的にパソコンやスマホやタブレットを使いたいな・使うかも、とも思ったら、将来への先行投資という意味で、解決法3や2を採用することをオススメします。
このページの記事は以上です。