Macで使えるマインドマップ・フローチャート作成ソフトを比較してみました。比較したのは、「xMind」「FreeMind」「LibreOffice」「OmniGraffle」4種類です。
前者2つ「xMind」「FreeMind」がマインドマップ作成ソフト、後者2つ「LibreOffice」「OmniGraffle」がフローチャート作成ソフトです。
なお、Mac用と書きましたが、「OmniGraffle」以外については、WindowsやLinux用もあります。
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1. xMind
1-1. 入手先
公式サイトからのダウンロードになります。
1-2. カンタンなマインドマップを作ってみた
1-3. ここが良い
- 無料(有料版もあるが無料版でも十分実用的)
- 画面デザインが今風であかぬけている
- Windows、Mac、LinuxのマルチOS対応で、ファイルはどれでも読み書きできる
1-4. ここがイマイチ
- マインドマップの部品の位置は自動配置されて、自分の好きなところには配置できない
- 動作がやや重いと思う時がある(CPUがCore i5でも重いと感じる)
2. FreeMind
2-1. 入手先
公式サイトからのダウンロードとなります。
2-2. カンタンなマインドマップを作ってみた
2-3. ここが良い
- 無料
- 特筆できるほど動作が軽い
- 部品の配置が自由自在にできる
- Windows、Mac、LinuxのマルチOS対応で、ファイルはどれでも読み書きできる
2-4. ここがイマイチ
- 画面のデザインが古臭い印象を受ける
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3. LibreOffice
3-1. 入手先
公式サイトからのダウンロードになります。
また、メニュー表示を日本語化するためには、LibreOfficeを「アプリケーション」フォルダにコピーしてから、言語パッケージを実行してください。
3-2. カンタンなフローチャートを作ってみた
3-3. ここが良い
- 無料
- Windows、Mac、LinuxのマルチOS対応で、ファイルはどれでも読み書きできる
3-4. ここがイマイチ
- 表現力の豊かさでは「OmniGraffle」に1歩や2歩劣り、良い言えばシンプル
4. OmniGraffle
4-1. 入手先
公式サイトから、またはアップルのApp Storeから入手できます。 公式サイトでは製品版のほかに体験版を入手できます。App Storeは製品版のみです。
4-1-1. 公式サイト
4-1-2. App Store
OmniGraffle 7 カテゴリ: 仕事効率化
4-2. カンタンなフローチャートを作ってみた
4-3. ここが良い
- 操作がわかりやすく直感的に使える
- 元々がフローチャート作成専門のソフトなので、フローチャートを作るにはとても快適
- とてもキレイな作図ができて、表現力は恐ろしく高い
- 多機能で表現力が高いにもかかわらず、動作が軽い
4-4. ここがイマイチ
- 価格が9,800円(2013年11月現在)と、気軽に買える値段ではない(無料体験版あり)。Windowsの作図ソフトVISIOが実売4-5万円するのにくらべれば良心的ですが。
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5. どれがオススメか
マインドマップは、見た目がキレイな「xMind」と、動作が軽くて部品配置が自由な「FreeMind」の両方を使ってみて、自分の好みに合う方を使うのが良いです。
次に、フローチャートは、おそらく多くの人は「LibreOffice」で用が足りると思いますが、物足りなさを感じたら「OmniGraffle」の体験版をしばらく試してみて気に入ったら有料版を買うのが良いと思います。
一例として、仕事でクライアントに提出する資料だと、「OmniGraffle」で作成したほうが印象が良いかもしれません。
6. マインドマップと業務フロー作成のおすすめの参考書
マインドマップ
マインドマップについて参考書はたくさんありますが、学術的でビジネスで参考にするにはちょっと難解なものが多いため、サクッと参考にするには以下の本を推薦します。
業務フロー作成
業務マニュアルを作る時に、文字を多用するのでなく、業務フローといった図で書くのは、次のようなメリットがあります。
- 業務の流れが目で見えるので実感でわかる
- 業務の流れの詰めが甘い部分やモレがハッキリ浮き上がってくる
- 業務の一部変更をする時に、変更箇所を目立つようにしておくとわかりやすくなる
- 上記の変更箇所がわかりやすいことから、どんどん業務改善が出来る
Windowsのフローチャート作成のデファクトスタンダードは
Windowsでのフローチャート作成ソフトは、「Excel」「Word」が表計算・文書作成の標準(デファクトスタンダード)のように、「VISO」というソフトが最も良く使われていました。
しかし、最近はWindowsだけでなくマルチプラットフォーム(Mac/スマホ/タブレット)で見られるように、「VISIO」以外のソフトでデータを作成して、取引先に渡す場合はPDFに変換する場合が多いです。
このページの記事は以上です。